プロダンサーの間でも、そのダンススキルの高さに定評がある、安室奈美恵さん。
日本の芸能界でも「超一流」と言われてきた、安室奈美恵さんのダンススキルについてまとめました。
目次
安室奈美恵のダンススキル・評価について
歩いているだけでカッコいい!
安室奈美恵さんをスカウトした沖縄アクターズスクール代表・マキノ正幸さんは、安室さんを一目見て、その”歩き方”に強い興味を抱いたそう。
当時はまだ安室さんがダンスレッスンを始める前で、友達の付き添いでスクールに遊びに来ていた時期。
それにも関わらず、すでに歩いているだけで”カッコいい”と思わせる身のこなしをしていた。まさにそれは天性のものなのかもしれません。
思わず目で追ってしまう、魅力的なダンス
安室さんのダンスを見ていると、スキルというくくりだけでは語れないような、なんともいえないしなやかさを感じませんか?
そんな言葉では言い表しがたい身のこなしが、多くの人が思わず目で追ってしまう、彼女の魅力的なダンスを作り上げているのかもしれません。
キレの良さとポージングのセンス
安室さんのステージングを手掛けたダンサー・IZUMIさん曰く、安室さんのダンスは「キレの良さ」「ポージング」ともに優れているそう。
ここは止める、ここは流す、などわずかな動きの違いを少し説明しただけで理解し、実際に表現できるダンサーだと語っています。
安室さんのダンスに思わず見入ってしまうのは、見ていて気持ちが良いほどのキレの良さと、形の綺麗なポージングが大きく影響しているのかも。
安室さんは振り覚えが速いことでも有名ですが、ダンスの細かなニュアンスの違いをすぐ理解できることも関係しているのかもしれませんね。
シンプルで見やすいステージ構成とダンサーの息のあったキレッキレのパフォーマンス。
— hrats (@freelife825) March 2, 2016
そして安室ちゃんのキラキラ感。
これはもう芸術。 pic.twitter.com/g9FpDDs04L
「踊ることが好きなんだな」
IZUMIさんはそんな安室さんを見ていると「踊ることが好きなんだな」という気持ちがすごく伝わってくるそう。
ダンスの上達において、ダンスが好きという気持ちは何よりも重要なことでしょう。
また、同じダンサーから見ると、ダンスが好きかどうかは一目瞭然なのかもしれません。
天性のリズム感
安室奈美恵さんのダンスは、「完コピ不可能」と表現されることもあるほど、オンリーワンのダンスであることが知られています。
安室奈美恵さんのダンススキルの1つとして挙げられるのが、「天性のリズム感」。
そのリズム感は類まれなるもので、天性のものだと言われています。
これはプロのダンサーであっても真似することが難しい、独特なスキルだといいます。
ダンサーさんたちが安室奈美恵さんのステージに憧れを抱き続けるのは、そんな「真似できない」魅力があるからでしょう。
「軽く」踊っているように見える理由
安室さんのダンスを見たことがある方は、安室さんのダンスは「軽く」踊っているのにカッコいいと感じませんか?
安室奈美恵さんの場合、天才的なリズム感により「感覚的に」ダンスをしていたと言われています。
そのため、難しい振り付けのダンスであっても、カッコよく、かつ「軽く」踊っているように見えるのだそうです。
安室さんのダンスは、がっつり踊るというより、さりげなく的確に踊るという感じがかっこいいですよね。
踊っている際に余裕があるように見えるのは、圧倒的なダンススキルがあるからこそなのかもしれません。
安室奈美恵さんのダンスは、身体で音楽を奏でるようなダンスだと話題になったこともあります。
ダンサーよりも振り覚えが速い?
ダンサーの間でも「振り覚えがとにかく速い」と言われている安室奈美恵さん。
彼女の振付を手がけたダンサー・ワーナーさんは、安室さんの振り覚えの速さは「今まで手掛けたアーティストの中でトップ」だと語ります。
しかも、アーティストの中でだけでなく「ダンサーよりも速いレベル」なのだとか。
ダンサー以上のことを短期間でこなす
PV撮影の際は通常、ダンサーさんは1週間から10日の間でリハーサルを行うそう。
しかし、安室さんはダンサーと同等、あるいはそれ以上のことをなんと、たった2日でこなしてしまうといいます。凄すぎる…!
安室奈美恵は振りの覚え方が独特?
DA PUMPのISSAさんは安室さんの振りの覚え方について「人と違う覚え方をしてるんでしょうね」と予想していました。
ダンサーのHIROKOさんも、「カウントで覚えてない感じがする」と語っていました。
天性のリズム感を持っている安室さんですから、人とは違う独自の感性で振りを覚えてしまうのかもしれません。
また、天性の感覚で振りを覚えているからこそ、多くのダンサーも驚くほど振り覚えが早いのかもしれません。
難易度の高い振りをこなすスキルの高さ
さらに、ワーナーさんは安室さんのダンススキルについても高く評価。難しい振り付けも難なくこなしてしまうレベルだといいます。
振付師という目線から見ても、やりたい振り付けを変えずに取り入れられ、「余計な気を使わなくて済む」ため「ありがたい」のだそう。
「このフリは歌いながらじゃキツいかな」とダンサーが感じるような振り付けもすんなりこなしてしまうため、驚くそうです。
HIP HOP要素の入った「SO CRAZY」
ワーナーさんが振り付けした楽曲の1つが、紅白でも披露されたことがある「SO CRAZY」です。
HIPHOPっぽい動きも取り入れたクールな振り付けがかっこいい1曲です。
複雑な動きなのに、軽くこなしているように見えるのが不思議。歌いながらこなすのですから、なおさら凄いですよね。
「SO CRAZY」はかなり高度なダンスが印象的ですが、安室さんはその振付も1日で覚えてしまったそうです。
並みのダンサーより「上手い」
1996年から安室さんのライブに参加してきたダンサー・HIROKOさんは、今まで振付した中で一番印象に残っているのは「(安室)奈美恵ちゃん」と語っています。
新曲も2、3日、それぞれ4時間ずつぐらいで覚えてしまうため、ダンサーとは違う覚え方をしているのか?と感じたほどだそう。
ダンサー以上に振り覚えが良いということに加え、並みのダンサーよりもダンスが「上手い」とも語っていました。
数々のダンサーを見てきたであろう方が「ダンサーより上手い」と評価するほど、安室さんのダンススキルが高いことが伺えますね。
ピンヒールで踊る、体幹の強さ
デビュー当時から安室さんのバックダンサーを務めてきたHOSSYさんは、安室さんがピンヒールで踊ることの凄さについて語っていました。
例えば、「Say the word」という楽曲。当初はスニーカーでの振付だったそうですが、途中からピンヒールに衣装が変更されたそう。
しかし、振り付けの変更はなし。「ピンヒールでも同じ振りを踊っているのがすごい」と驚いたといいます。
20周年のライブの時LOVE GAMEのこすもどきしてて白のヒール(約10cm)をはいて安室ちゃんの気分を味わおうと、ライブ乗り切ろうと思ったわけですよ、けど途中で脱ぎました笑写真20のじゃないけどすごいな。これでダンスするのはむり。 pic.twitter.com/DOG8HMXJlN
— hina N.A (@738AmurockU) May 10, 2014
体幹の強さと柔軟性の高さ
安室さんのライブでは、ピンヒールのまま足を上げたり、2回転ターンをしたりする振り付けも。
さらにはステージの端から端までヒールのままダッシュする、なんていう演出までこなしてしまうのですから、驚きです。
デビューしてから一度もケガはなし
さらに驚くべきことに、安室さんはデビュー当時から一度も捻挫をしたことがなく、軽いけがなどもないそう。
ピンヒールで踊っても身体の重心がブレない体幹の強さに加え、柔軟性やバランス感覚も並大抵ではないことがうかがえますよね。
そしてそのようなパフォーマンスをデビューから変わらずこなしつづけるというプロ意識の高さがとにかくカッコいいなと感じます。
まとめ
今回は、安室奈美恵さんのダンススキルの高さや、ダンサーさんたちからの評価などについてまとめました。
プロダンサーの間でも、安室奈美恵さんのツアーに出ることは「光栄なこと」であると言われています。
安室さんは自身が完璧なステージをこなすだけでなく、ダンサーさんたちの見栄えがよくなり、安全にステージで踊れるよう気を配るそう。
ダンススキルの高さに加え、ダンスへの情熱やダンサーへのリスペクトの心も、彼女が多くのダンサーから評価され続ける理由かもしれません。
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安室奈美恵のプロフィール
名前:安室奈美恵(あむろなみえ)
生年月日:1977年9月20日
年齢:46歳
血液型:O型
出身地:沖縄県那覇市
身長:158cm
体重:40㎏
スリーサイズ:B75-W58-H84
職業:歌手、ダンサー
1992年9月にスーパーモンキーズのメンバーとして東芝EMIよりメジャーデビュー。
1995年にavex traxよりソロデビューし、2018年9月をもって芸能界を引退した。