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歌姫不在の時代?安室奈美恵に次ぐ女性ソロが出てこない理由を徹底的に考察してみた

1992年に芸能界デビューし、2018年に引退した安室奈美恵さん。

安室奈美恵さんの引退から数年が経ちましたが、未だに安室さんに次ぐ歌姫が出てきていないと言われています。

今回は、その理由について考察してみました。

安室奈美恵に続く歌姫が出てこない理由

SNSの広まりによる好みの多様化

SNSの広まりによる好みの多様化は、社会現象となるスターが生まれにくくなった理由の1つでしょう。

以前はテレビの数チャンネルの中で見るものを選んでいたため、ある程度みんなが同じものを見る傾向がありました。

そのため、流行や人気アーティストも限られ、一人のアーティストがずば抜けて人気になることも可能だったのです。

かし、今はYoutubeなど、無数にあるチャンネルから好みのチャンネルを探すことができます。

そのため、一人一人の好みも多様化し、特定の歌手1人に人気が集中せず、各々好きな歌手を追うスタイルになりました。

SNSでは日本のアーティストだけでなく、K-POPや洋楽など海外アーティストの情報にもアクセスしやすいですよね。

そうなるとクラスの中でも自分と同じアーティストを好きな子が1人、2人いればいいなという感じになってきます。

したがって、クラス中の女の子たちが同じアーティストの動向を追うというような社会現象が生まれにくいのでしょう。

K-POPブームの到来

K-POPが一大ブームになっていることも、安室奈美恵さんに続く歌姫がなかなか出てこない理由の1つかもしれません。

TWICEやBLACKPINKをはじめ、K-POPアイドルグループの人気が高まり、新たな女性グループも次々にデビューしています。

K-POPアイドルの多くはグループで活動しており、安室さんのようにソロで歌って踊る歌手はとても少ない傾向があります。

ソロで売れるには相当なインパクトがないと難しいですし、大手事務所もグループを売り出したがる傾向にあるのかもしれません。

ロよりグループでデビューさせた方が、人気も上手く分散し、収益が出やすいというのもあるかもしれませんね。

「憧れ」より「親近感」

インスタなどの登場により、ステージ上以外での生活模様を発信するアーティストも増えてきました。

その影響で「憧れ」られるアーティストより「親近感」を持たれるアーティストが人気になる傾向も出てきたように思います。

の届かないスターよりも、自分でも努力すればなれるかもしれないと思わせる「親近感」が人気のカギになってきたのです。

安室奈美恵さんはSNSはやらないスタンスを貫き、私生活についても多くは明かさず、ミステリアスなイメージを保ってきました。

安室さんのような誰もが憧れる「スター」が注目を集めにくくなっていることも、ポスト・安室奈美恵が出てこない理由かもしれません。

アーティストの分母が増えた

SNSやYoutubeの登場により、アーティスト自体の分母が増えたことも、「歌姫不在」に繋がる理由の1つかもしれません。

務所に所属せずともSNSなどでプロモーションを行うことができるようになり、音楽業界に参入しやすくなったのです。

こうした動きはより多くのアーティストにチャンスを与える一方、ライバルがその分多くなったとも言えるでしょう。

その中を戦い抜き、トップの人気を誇る「歌姫」に昇りつめることは、相当難易度が高くなっているのかもしれません。

タイアップの効果の減少

また、テレビドラマよりもNetflixなどが普及したことで、ドラマのタイアップなどによるヒットも生まれにくくなりました。

テレビ自体を見ない若者も増えてきたことでテレビCMのタイアップから曲を知る、と言う機会も減ってきたのです。

以前は事務所側もタイアップをとることでヒットにつなげてきましたが、そういったプロモーションが難しくなったのです。

ァッション雑誌よりインスタが主流になったことで、ファッションを絡めたプロモーションも難しくなっているようです。

音楽番組の減少

安室さんの引退に伴い、「ポスト・安室奈美恵」となる女性ソロを輩出しようと考える芸能事務所もあったことでしょう。

しかし、意外にもレコード会社などが新たな歌姫をサポートしようとする動きはあまり見られないようです。

現在は音楽番組も減少傾向にあり、それよりも多くのアーティストが出演する「フェス」が浸透してきました。

楽番組が減ったことで、お茶の間で人気のいわゆる「国民的アーティスト」が登場しにくくなったとも考えられるでしょう。

「CD売上ランキング」の減少

また、音楽番組では「CD売上ランキング」が週ごとに公開されることも多かったですよね。

日本人はランキングを好むと言われていますが、ランキングが公開されることで音楽業界の競争をリスナーも目の当たりにできます。

応援しているアーティストが上位にランクインできるよう、CDを買おうという動きもあったことでしょう。

実際、浜崎あゆみさんと宇多田ヒカルさんのCD発売日が重なった際は、その売上競争は世間の注目を集めました。

性アーティスト同士の売上競争が減ってきたことも、「歌姫」現象が盛り上がりにくくなってきた理由の1つかもしれません。

競争を嫌う若者たち

Z世代と呼ばれる若者たちは、競争を嫌う傾向が強いとも言われています。

争を勝ち抜いて1番を目指すというよりも、自分らしく「オンリーワン」でありたいという若者たちが増えたのです。

一方、90年代は多くのアーティストがミリオンセラーを連発し、まさに音楽業界の激戦とも言える時代でした。

その中で一番になりたいという、並外れたハングリー精神のようなものを持つアーティストも多かったのです。

沖縄から東京に上京した際は、「絶対にビッグになってやる」と心に誓ったという安室奈美恵さん。

空前のCDブームだった90年代の音楽業界を戦い抜いてきた安室さんもまた、並外れたハングリー精神を持ち合わせていたのです。

競争より個性が重んじられるようになってきたことも、圧倒的なスターが登場しにくくなっている理由の1つかもしれません。

まとめ

今回は、安室奈美恵さんに次ぐ歌姫がなかなか登場しない理由について考察してみました。

歌姫が登場しにくくなった理由はたくさんあるかと思いますが、一番の理由は「憧れ」という価値観が薄れてきたことかもしれません。

一般人の女の子たちも自分のインスタアカウントを開設し、自撮りをアップしたりするようになりました。

そういった背景もあり、芸能人と一般人を明確に分ける感覚が今までより減ってきたのかもしれません。

今後、安室奈美恵さんのような圧倒的なスターは生まれるのか?音楽業界にも注目が集まります。

安室奈美恵のプロフィール

名前:安室奈美恵(あむろなみえ)
生年月日:1977年9月20日
年齢:46歳
血液型:O型
出身地:沖縄県那覇市
身長:158cm
体重:40㎏
スリーサイズ:B75-W58-H84
職業:歌手、ダンサー
事務所:stella 88

1992年9月にスーパーモンキーズのメンバーとして東芝EMIよりメジャーデビュー。

1995年にavex traxよりソロデビューし、2018年9月をもって芸能界を引退した。

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