アムラーブームという社会現象を巻き起こし、一度低迷期を経て再ブレイクした安室奈美恵さん。
そんな安室奈美恵さんは2018年に芸能界を引退。引退前に発売したアルバム売上枚数やライブ動員数は凄まじいものとなりました。
そんな安室奈美恵さんの全盛期や引退年、年別の年収、現役時代に稼いだ総額などについて詳しく調べてみました。
目次
安室奈美恵の年代別の年収まとめ
現役時代は常に第一線で活躍し、安定した固定ファンを抱えていたイメージがある安室奈美恵さん。
しかし、彼女の中で特に全盛期と言えるのは、ミリオンセラーを連発していた「1997年前後」と、再ブレイクと言われた「2008年前後」でしょう。
安室奈美恵さんの全盛期のそれぞれの年収や、歴代の年収について年代別にまとめていきます。
1995年~2000年 年収約2億
1995年にソロ楽曲でブレイク
安室さんは1992年に「スーパーモンキーズ」というグループでデビューしましたが、デビュー当時は鳴かず飛ばず。
しかし、1995年にソロ曲「TRY ME~私を信じて~」がヒットし、一気にブレイクします。
その後アムラー現象が起こり、この時期は安室さんの全盛期の1つだと言われています。
当時は給料制だった
当時の安室さんはミリオンセラーを連発、CDの売上は1997年時点で2000万枚にのぼりました。
テレビやCMにも引っ張りだこでしたが、給料制だったことから、年収は一定の金額でした。
さらに、1997年~1998年の間に1年の産休があり、その時期をふまえると1995年~2000年の平均年収は約2億だと言われています。
それにしても10代にして年収約2億とは、さすがスーパースターですよね。
2000年代前半 推定年収7200万円
2004年までは長者番付が発表されており、芸能人の納税額が公開されていました。
そこで安室奈美恵さんの納税額は「2439万円」、推定年収は「7264万円」と発表されていました。
当時の月給は600万円
安室さんは当時「ライジングプロダクション」という事務所に所属しており、月給は600万円だったと言われています。
また、当時は印税契約が結ばれていなかったとも言われています。
安室さんは常に第一線を走る人気歌手だったイメージですが、給料制であるため、月収は600万円と固定だったのですね。
2001年~2018年の平均年収は約6億円?
独立により年収がアップ?
2000年代前半の給料は年間7200万円であることが明らかになった安室さんですが、引退までの年収は年間平均にして約6億だったと言われています。
その理由として、ライブグッズの売り上げが事務所と折半であったことや、CMのギャラが圧倒的に高かったことなどが挙げられます。
さらに、2014年に安室さんの事務所独立騒動が起こり、2015年に個人事務所に移籍したことで年収が上がったとも言われています。
それらの詳細についてまとめていきます。
ライブグッズの売り上げは事務所と折半
安室奈美恵さんは、コンサートグッズの収益・利益を事務所と折半していたことが明らかになっています。
さらに、仮に赤字が出た場合は、事務所がそれを被るという契約だったそう。 これはアーティストの中ではかなりの好待遇だと言われていますね。
事務所からの給料にグッズの売り上げがプラスされるため、年収がその分かなりアップします。
アーティストはライブを開催する際にグッズ売上で元を取るとも言われるほどですから、かなりの金額になる可能性が高いでしょう。
2008年に「30億稼いだ女」と報道?
安室奈美恵さんが再ブレイクを果たし、第二の全盛期と言われている年が、2008年。
この年に発売したベストアルバム『BEST FICTION』で、安室さんは30代にして三度目のミリオンセラーを達成しました。
ベストアルバムを引っ下げたツアーも大成功。そのライブDVDは初動売上で女性アーティスト歴代1位を記録する大ヒットとなりました。
そのため、2008年にもかなりの額を稼がれたと考えられる安室さん。翌年には週刊誌で「2008年に30億稼いだ女」とも報道されていました。
2008年はCMでも安室さんをしょっちゅう見かけていましたし、まさに「再ブレイク」と言うにふさわしい年だったでしょう。
2014年に固定月給が800万円・年収10億と報道?
再ブレイクを果たした後も順調な活躍を続けていた安室さんですが、なんと2014年に安室さんの事務所独立騒動が勃発します。
その際に週刊誌にて、安室奈美恵さんの月収は固定月給800万円と報道がされました。 年収にすると、推定10億ほどとも。
それが本当であれば、相当な額ですよね。安室さんが事務所に対し「奴隷契約です」と発言したという報道も、世間で話題となりました。
引退後の生活を視野に入れ始めていた?
しかし、報道されていた年収が高いことや、ライブグッズの売上が事務所と折半など、待遇は良好に思えます。
「ライジングは安室さんに、月額約800万円を給与として支払っていた。それ以外にもライブやグッズの売上げの取り分は半々。さらにライブ等で赤字が発生して中止になっても事務所が持つ。恐らく年収6億はくだらないでしょう。安室さん自身も手紙の中で認めたそうですが、他のアーティストと比較すれば信じられないほど恵まれた条件です」
引用元:https://plaza.rakuten.co.jp/airbell87/diary/201408250000/(さくらフィナンシャルニュースより)
それでも安室さんが事務所にそのような訴えをした背景には、お金以外の事情も絡んでいたのかもしれません。
印税の割合を引き上げるよう要求もしていたようですから、引退後の生活も視野に入れ始めていたのかもしれませんね。
2015年 個人事務所に移籍
独立騒動の末、安室奈美恵さんは2015年1月にライジングプロダクションを退社、個人事務所に移籍します。
独立の際の条件として、週刊誌では数々の報道がされていました。
「違約金はもちろん、今後、一定期間は活動しないことや、CDなどの印税収入の分配などについてライジング側の要望をすべて受け入れたようです。」
引用元:https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/156396/2(日刊ゲンダイより)
2014年の末頃に、安室さんの2015年のスケジュールがまだ白紙であるという報道がされたことも。
ライジングプロダクションとの契約として、一定期間活動しないことを定められていたのですね。
原盤権はライジングのまま
「移籍によって今後、安室は以前よりも有利な条件で仕事ができますが、莫大な定期収入を生み出す過去のヒット曲の原盤権などはそのままライジングプロのものということで"手打ち"になったようですね。」
引用元:https://www.excite.co.jp/news/article/Menscyzo_201501_post_8973/(MEN/CYZO)
独立を申請する際には、楽曲の原盤権の一部を安室さんの個人事務所に移すことや、印税の分配や報酬の割合を上げることなどを求めた安室さん。
しかし結局、過去のヒット曲の原盤権はライジングのままという落としどころになったようですね。
そもそも安室さんは前事務所との間に2017年2月末までは契約が残っている状態で、独立を申し出たそう。
そのため、原盤権などの部分は有利な条件では独立ができなかったようです。
独立で収入は大幅にアップ?
完全に安室さんにとって有利な条件で独立ができなかったとはいえ、個人事務所に移ったことで安室さんの収入が上がった可能性はとても高いはず。
給料制から歩合制になったかなどは不明ですが、安室さんがより有利な条件で仕事ができるようになったことは間違いないのではないでしょうか。
引退後の収入源を確保するため?
当時の給料は十分すぎるほどであったのにも関わらず、デビュー当時から所属していた事務所を独立、さらに個人事務所に移籍した安室さん。
さらに、当時から安室さんは寄付などもしていたことがわかっており、お金が第一で移籍したとは考え難いでしょう。
印税額の配分を増やすことや原盤権なども求めたと言いますから、年齢的にも引退後の収入を増やせるよう整えていた可能性もあるでしょう。
2時間近く歌いながら激しく踊るパフォーマンスは、まるでアスリート並みにハードですものね。
2016年 CM出演料で女性芸能人一位に
さらに2016年には、安室奈美恵さんが女性芸能人のCMのギャラランキングで吉永小百合さんと並ぶ1位になったと報道されました。
CM1本あたりのギャラは、推定1億円とのこと。膨大な額ですよね...!
「安室の女性からの支持はバツグンで、コンサートは全国ツアーのどの会場も超満員。今年はNHKのリオ五輪テーマソングを歌うことも追い風となり、相場はグングンあがっている」(広告代理店関係者)
引退元:https://www.news-postseven.com/archives/20160808_436634.html?DETAIL(NEWSポストセブンより)
多くの女性の憧れと言われてきた安室さんですが、安室さんのCMって、ふとテレビで流れると魅入ってしまうんですよね。
カラコンやコスメ、シャンプーなど数々のCMに出演されていた安室さんですから、かなりのギャラをもらっていたことでしょう。
2015年~2018年の年収は10億超え?
個人事務所に移籍で年収UP?
2015年にデビュー当時から所属していた事務所・ヴィジョンファクトリーとの契約を終了し、個人事務所に移籍した安室奈美恵さん。
エイベックス内のプライベートレーベル「Dimension Point」や個人事務所「stella88」にてマネジメント業務を行うことになりました。
2001年以降の年収は約6億と言われていましたが、これは個人事務所に移る前の金額。 独立により約10億円以上にまでアップしたとも噂されています。
ライブのグッズの売り上げに関しても、以前は所属事務所と折半だった安室さん。
今後はそれもすべて安室さんの個人事務所に入ることになったのですから、収入が大きく上がった可能性は高いでしょう。
安室奈美恵が稼いだ総額は118億円?
そんな安室さんがデビューしてから引退までの28年間に稼いだ年収の合計は、なんと118億円だと言われています。
1995年〜2000年の年収平均が約2億円、2001年から2018年の年収を6億円とした場合、総額は約118億円となります。
個人事務所に移籍後に年収がかなりアップしたとすれば、120億、130億などさらに大きな額を稼いでいた可能性もあるでしょう。
引退イヤーの年収は約70億?
さらに驚きなのが、安室奈美恵さんが引退を発表してから引退するまでの1年の間の年収が約60〜70億と言われているということです。
アルバム・ライブチケットの売上は200億以上?
安室奈美恵さんの集大成ともいえるラストアルバム「Finally」はダブルミリオン超えの245万の大ヒットを記録。
さらに、引退イヤーに開催されたドームツアーはソロアーティスト史上最多となる約80万人を動員しました。
そして、そのライブの模様を収めたDVD・Blu-rayは合わせて約175万枚の売上を記録。
ツアーグッズの売上も凄い!
コンサート会場やオンライン等で販売されているツアーグッズの売上は、30億近くにものぼると言われています。
つまり、安室さんは引退までの2017年~2018年までの間に200億以上の売上を上げたということになります。 凄まじい額ですよね...!
個人事務所になってからは、ライブグッズの売り上げも折半ではなくすべて事務所に入ってきますから、かなりの金額となったことでしょう。
CMのギャラもすごい!
さらに引退発表後にはセブンイレブンやdocomo、コスメブランド「KOSE」やカラコンブランド「REVIA」、アサヒビールなど5社のCMが決定。
CMの契約金は1本あたり約5000万円と言われており、安室さんのギャラは相当な額になったことが伺えます。
したがって、安室さん自身がラストイヤー2018年に稼いだ金額は約60億~70億と言われているのです。
引退年に稼いだ額だけでも、引退後に悠々自適に暮らせてしまうくらいの金額という感じですよね。
まとめ
今回は、安室奈美恵さんの年代ごとの年収や、現役時代に稼いだ金額、引退イヤーの年収などについてまとめました。
年収が高いだけでなく、CDの売上やライブの動員数、CMのギャラの高さなどから、安室さんがいかに人気アーティストであったかが伺えます。
10代からスターとして走り続けてきた安室さんですから、引退後はのんびりと楽しく生活してくれていたら良いですよね。
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安室奈美恵のプロフィール
名前:安室奈美恵(あむろなみえ)
生年月日:1977年9月20日
年齢:46歳
血液型:O型
出身地:沖縄県那覇市
身長:158cm
体重:40㎏
スリーサイズ:B75-W58-H84
職業:歌手、ダンサー
事務所:stella 88
1992年9月にスーパーモンキーズのメンバーとして東芝EMIよりメジャーデビュー。
1995年にavex traxよりソロデビューし、2018年9月をもって芸能界を引退した。