経歴・エピソード

安室奈美恵のソロデビューの経緯は?小室哲哉との出会いについても

日本を代表する女性ソロアーティストとして知られる、安室奈美恵さん。

しかし実は、安室さんはもともと「スーパーモンキーズ」というグループで活動していました。

今回は、安室奈美恵さんがグループからソロデビューに至った経緯、小室哲哉プロデュースを開始したきっかけなどをご紹介します。

安室奈美恵がソロデビューするまでの歴史

スーパーモンキーズとしてデビュー

沖縄アクターズスクールの特待生としてレッスンを受けたのち、1992年に「スーパーモンキーズ」というグループでデビューした安室さん。

デビュー当時はヒット曲になかなか恵まれず、スーパーマーケットで無料ライブを行ったりと、下積み時代が続いたといいます。

「沖縄に帰りたい」と思うことがありながらも、歌とダンスが大好きな気持ちから活動を続けていた安室さん。

のちに「夜もヒッパレ」という音楽番組のレギュラーに抜擢され、安室さんの歌唱力やダンススキルに注目が集まり始めました。

単独ボーカルに抜擢される

1994年に入るころからスーパーモンキーズは安室さんがメインとなっていったそう。

1994年7月20日に発売された『PARADISE TRAIN』からは、安室奈美恵さんが単独ボーカルとなりました。

翌月の8月からは歌番組『夜もヒッパレ一生けんめい』に準レギュラーとして出演し、その名を徐々に知らしめていきました。

ヒット曲「TRY ME ~私を信じて~」との出会い

安室さんの運命を変えたのが、彼女の初のヒット曲となる「TRY ME ~私を信じて~」との出会い。

1995年1月発売に「安室奈美恵 with SUPER MONKEY'S」名義でリリースされた楽曲です。

当時ユーロビートに目をつけていたavex会長・松浦勝人さんがプロデュースし、安室さんのavex移籍のきっかけにもなりました。

73万枚の大ヒットへ

当時、日本のディスコで人気を博し始めていたユーロビートを日本向けに制作したら流行るのでは?と考えていたという松浦さん。

安室さんの才能に注目していた松浦さんは、安室さんに「TRY ME」の日本語カバーを提案したのです。

結果、セールスはオリコン週間ランキング8位となり、累計73万枚もの大ヒットへと繋がります。

グループ名が「安室奈美恵withスーパーモンキーズ」に

「TRY ME~私を信じて~」のリリース前後に、スーパーモンキーズは「安室奈美恵withスーパーモンキーズ」というグループ名に改名。

1995年4月には「太陽のSEASON」をリリースし、このシングルで初の「安室奈美恵」単独名義に。実質、ソロデビュー第一弾曲となりました。

しかし、PVにはスーパーモンキーズのメンバーがダンサー出演しており、クレジットにも「安室奈美恵withスーパーモンキーズ」と出ています。

しかし、この頃から徐々に安室さんがグループの中で存在感を表していたことは確かでしょう。

当時のレコード会社は東芝EMI

「TRY ME~私を信じて~」に引き続き、「太陽のSEASON」「Stop the music」と、立て続けに楽曲をリリースした安室さん。

安室さんがまだ東芝EMIというレーベルに所属していた時期にリリースされたこれらの楽曲は、「ユーロビート三部作」と言われています。

もともとジャネットジャクソンの影響を受け、ブラックミュージック寄りのダンスに馴染みがあった安室さん。

それでもすんなりユーロビートの振付にも対応できるのは、安室奈美恵さんのポテンシャルの高さの表れでしょう。

小室哲哉プロデュース開始のきっかけ

小室哲哉が安室奈美恵の存在を知る

小室哲哉さんが安室奈美恵さんを初めて見たのは、1993年に安室さんが出演していたお菓子のCM。

当時はまだスーパーモンキーズの一員として出演していた安室さん。小室さんは笑顔で飛び跳ねる安室さんの姿が印象に残っていたようです。

「夜もヒッパレ」を見てプロデュースに前向きに?

CMで安室さんの姿を初めて見てから2年後の1995年、小室さんは「夜もヒッパレ」という番組で安室さんを再び目にします。

TRFの楽曲をカバーする安室さんを見て、小室さんは「TRFの曲ならすべて歌って踊れる、そういう自信がみなぎっていた」と感じたそう。

また、その小室さんが見ていた回で、安室さんは新曲「TRY ME ~私を信じて~」を披露。

自身のプロデュース楽曲と近しいものを感じた小室さんは、安室さんのプロデュースに前向きになったそうです。

松浦勝人が小室哲哉に安室奈美恵を紹介

小室さんが安室さんを手がけたきっかけは、avex社長・松浦勝人さんが、女性アーティストを探していた小室さんに安室さんを紹介したこと。

松浦さんが安室さんを紹介した当初、小室さんは安室さんのプロデュースに乗り気ではなかったというから驚きです。

「こんなに売れると思わなかった」

「TRY ME」のヒットについても「こんなに売れると思わなかった」とのちに語っています。

そして、小室哲哉さんによるプロデュースが開始するにあたり、安室さんはレーベルを東芝EMIからエイベックスに移籍しました。

1995年10月に『Body Feels EXIT』をリリース

そして、1995年10月に小室哲哉プロデュース第一弾シングルとなる『Body Feels EXIT』をリリース。88.2万枚の大ヒットとなりました。

第一弾シングルにして、前作「TRY ME~私を信じて~」を上回る売り上げを記録。その後、本格的に小室哲哉プロデュースが開始していきます。

まとめ

今回は、安室奈美恵さんのソロデビューのきっかけや、小室哲哉プロデュースが開始したきっかけなどについてまとめました。

その後の快進撃は、言うまでもありません。

「アムラー」全盛期のエピソードについてまとめた記事もあるので、そちらもあわせてチェックしてみてください。

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安室奈美恵のプロフィール

名前:安室奈美恵(あむろなみえ)
生年月日:1977年9月20日
年齢:46歳
血液型:O型
出身地:沖縄県那覇市
身長:158cm
体重:40㎏
スリーサイズ:B75-W58-H84
職業:歌手、ダンサー

1992年9月にスーパーモンキーズのメンバーとして東芝EMIよりメジャーデビュー。

1995年にavex traxよりソロデビューし、2018年9月をもって芸能界を引退した。

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