今やその名を知らない人はいないであろう、日本を代表するアーティスト・安室奈美恵さん。
90年代には「アムラー」ブームという社会現象を起こした安室奈美恵さんの、全盛期のエピソードの数々をご紹介します。
目次
安室奈美恵の全盛期のエピソードがすごい!
「アムラー」が社会現象に

安室さんが登場した90年代、茶髪に細眉メイク、ロングの厚底ブーツにミニスカの若い女性たちが街に溢れるように。
安室奈美恵さんのファッションを真似た彼女たちは「アムラー」と呼ばれ、雑誌やテレビでも特集されるなど、社会現象になりました。
アムラーファッションについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
アムラーとは?なぜ大流行?全盛期の安室奈美恵が流行らせたファッションも総まとめ!
「みんなのファッションを参考にしている」
安室さんはもともと、自らブームを生み出そうとしていたわけではないそう。
むしろ、「私の方がみんなのファッションを参考にしている」と語っていたこともありました。
当時の流行ファッションを安室さんが取り入れ、それがテレビを通してさらに広まることで、「アムラー現象」が起こったのですね。
SNSが主流の現在とは違い、テレビという一つのメディアに多くの人が影響を受けるため、より流行が生まれやすかったのでしょう。
「アムラー」たちも"媚びない"タイプ?

「アムラー」の女性たちの面白いところは、全員が全員、安室さんのファンではないように見えるということ。
テレビなどの街頭インタビューでも「別に全部真似してるわけではない」「眉毛とかちょっと真似してる」などと語ったり。
あくまで自分は自分という"媚びない"スタンス。ファンはアーティストに似ると言いますが、それも一種のファンの形なのでしょうか。
男女雇用機会均等法の影響も?
自分らしく媚びないオシャレを楽しむ"コギャル"文化を生み出した一人だとも言われる安室奈美恵さん。
男女雇用機会均等法の制定後、女性たちの時代がやってきたとばかりに「媚びない」スタイルの若い女性たちが増えていったのです。
「アムラー」が流行語大賞に!
1996年流行語大賞トップテン
— みちょ (@namielov_01) October 18, 2016
とりあえずの「アムラー」www pic.twitter.com/NojV9dLwqG
安室奈美恵さんがソロデビューした翌年の1996年には、「アムラー」が流行語大賞トップテンにランクイン。
さらに、「ルーズソックス」などコギャル文化に関するキーワードも続々ランクインしており、安室さんの影響力の高さがうかがえますね。
もしも歌手になっていなかったら…?
また、1996年の流行語大賞には「援助交際」というキーワードもランクインしていました。
不景気な時代背景もあり、当時の女子高生の間では援助交際が問題となっていたのです。
安室さん自身も、「もし歌手になっていなかったら、街でブルセラを売っていたかもしれない」と語っていたことも。
そんな時代背景の中でも、自ら道を切り開いていった安室さん。その姿は、当時の女子高生たちにとっても輝いて見えたことでしょう。
経済効果もハンパない!
当時、安室奈美恵さんは『HEY!HEY!HEY!』出演時に、「最近たまごっちにハマってる」と発言。
すると、次の日にはあちこちの店舗で売り切れが続出したそう。凄まじい影響力ですよね。
#最近の若者が知らなそうな事を言ってみる
— ❀ねりきり❀ (@ezwjCFDCh8hEms0) October 9, 2021
安室ちゃんがきっかけでたまごっちブームが起きた
白は特に人気でプレミアが付いたよ
(7万円) pic.twitter.com/A2jhJK2LQe
当時は今と違いネットがそれほど普及しておらず、多くの人がテレビをメインに見ていた時代。
その分人気も一点集中だったでしょうし、安室さんの発言一つで大きく経済が動くという状況だったのでしょう。
テレビ出演時の超売れっ子エピソード
全盛期の安室さんは、テレビやライブ出演時は、レコーディング前のデモ段階の歌詞やメロディーで歌うことが多かったそう。
「Don’t wanna cry」という曲では「いつの日か」と歌詞自体は表示されているものの、安室さんは「いつの日にか」と歌っています。
また、「Chase the chance」の「イイ子はイイ子にしかなれないよ」のラップ歌詞は、「イイ子はイイ子でしかなれないよ」と歌っていたり。
当時の安室さんはとにかく忙しく、新曲が届いたらすぐレコーディングして振り付けを覚えて本番、ということもしょっちゅうだったとか。
90年代は小室ファミリー全盛期
90年代は小室ファミリーが全盛期だった時代。超売れっ子プロデューサー・小室哲哉さんのスケジュールに合わせる必要もあったのでしょう。
安室さんの小室哲哉プロデュース時代の楽曲のMVにダンスシーンが少なかったのも、振付をする時間がなかったためだそう。
当時の小室ファミリーの人気ぶりに加え、安室さんの人気ぶりと多忙さがよくわかるエピソードですよね。
レコード大賞を受賞
安室ちゃん引退で過去に取材した写真を探してたら素敵な写真が❗️96年の日本レコード大賞。受賞して泣いてる安室ちゃんがカワイイ❗️❗️
— スポニチ芸能 (@sponichigeinou) September 21, 2017
小室さんも若いなあと思っていたら、ド真ん中に松浦社長!酔っ払ってないね(笑) #安室ちゃん引退 #安室奈美恵 #スポニチ芸能 pic.twitter.com/3QkztsDCkb
さらに、安室さんは1996年のレコード大賞を受賞。1995年のソロデビューからわずか1年で、それだけ大きな賞を受賞したのです。
1995年には「安室奈美恵withスーパーモンキーズ」名義の「TRY ME〜私を信じて〜」で優秀作品賞を受賞。一年越しの大賞受賞となりました。
ミリオンヒットを連発
avexに移籍後は小室哲哉プロデュースのもとミリオンヒットを連発し、アルバム「SWEET 19 BLUES」は出荷枚数350万枚の大ヒット。
10代の女性ソロアーティストとしての記録を次々と塗り替えていきました。
まとめ
今回は、安室奈美恵さんの全盛期のエピソードの数々をご紹介しました。
高いCDセールスを記録するだけでなく、ファッションにおいても社会現象を起こすなど、そのカリスマ性の凄さがわかりますね。
このブログでは、安室奈美恵さんに関する様々なエピソードをまとめているので、他の記事もぜひチェックしてみてくださいね。
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安室奈美恵のプロフィール
名前:安室奈美恵(あむろなみえ)
生年月日:1977年9月20日
年齢:46歳
血液型:O型
出身地:沖縄県那覇市
身長:158cm
体重:40㎏
スリーサイズ:B75-W58-H84
職業:歌手、ダンサー
1992年9月にスーパーモンキーズのメンバーとして東芝EMIよりメジャーデビュー。
1995年にavex traxよりソロデビューし、2018年9月をもって芸能界を引退した。