1992年に芸能界デビューし、2018年に芸能界を引退した安室奈美恵さん。
現役時代から積極的に寄付を行ってきた安室さんですが、引退後も寄付を続けていたそうです。
また、安室さんは「ごはんにのりたまは欠かせない」と語るなど、庶民派な一面を持っていることでも知られています。
今回は、安室奈美恵さんの歴代の寄付額や、庶民派な一面が垣間見えるエピソードなどをまとめました。
目次
安室奈美恵の歴代の寄付額について
2005年 スマトラ沖地震で1000万円を寄付
安室奈美恵さんは2005年のスマトラ沖地震の際、被災した子供たちのために、日本ユニセフ協会を通じて1000万円を寄付しました。
安室さんは2005年2月2日に寄付を行い、翌日にタイのバンコクで開かれた同地震の復興チャリティーイベント『MTV ASIA AID』に出演。
イベントでは「現実に目を向けることで、残された人たちや子どもたちに何をしてあげられるのかをみんなが考えてくれれば」とコメントしました。
「親として」寄付を行ったと語る
安室さんは1998年に息子さんを出産されていますが、寄付については「親として」行った部分もあったと語りました。
母親として子育ても行う中、安室さんは被災地で苦しむ子供たちのことを考え、より一層何かしてあげたいと感じたのかもしれません。
2011年 東日本大震災の際に5000万円を寄付
安室奈美恵さんは、東日本大震災の際も、義援金として5000万円を日本赤十字社に寄付しました。
当時、安室さんの寄付に対し称賛の声が挙がりましたが、安室さんは事務所が勝手に寄付を公表したことに激怒したそうです。
安室さんは被災地の人たちが苦しむ中、自身のニュースが報じられることで大事なニュースが消されることを懸念したそう。
安室さんの知人曰く、安室さんは当時、震災に胸を痛め、自分に何かできないかと日々考えている様子だったそうです。
寄付を公表する芸能人に対し「売名行為」と言う人もいますが、安室さんは徹底して公表しないスタンスをとっていたのですね。
寄付が公表されることは安室さんの本意ではなかったものの、そのことにより励まされた人たちも多かったことでしょう。
「消印プロジェクト」で沖縄に貢献
安室奈美恵さんのラストライブが行われた沖縄県の宜野湾市で、2018年9月に安室さんの「消印プロジェクト」が行われました。
宜野湾市と日本郵便沖縄支社による、郵便物に安室さんが描かれた消印を押して配達するというプロジェクトです。
「沖縄の子供たちの未来に貢献したい」
引退してからも故郷である沖縄に貢献したい、沖縄の子供たちの未来に貢献したい、という思いがあったという安室さん。
そんな安室さんの意志を受けて、プロジェクトの寄付金は県内9つの児童養護施設にあわせて100万円贈られたそうです。
寄付金の贈呈式は、安室さんを記念するポストが設置されている宜野湾マリン支援センターで行われました。
那覇市の児童円の園長・上原さんはコロナ禍で制限などもある中、プロジェクトの開催により希望をもらったと語りました。
さらに、「頂いた寄付は子どもたちの成長に役立てるよう使わせていただきます」と、安室さんに対し感謝の言葉を述べました。
引退後もなお、多くの人たちに貢献しようという姿勢を持っている安室さん、素敵すぎます。
引退後も寄付活動を継続
芸能界を引退した後も、寄付活動を続けていたという、安室さん。
2018年9月には地元・沖縄の子どもの貧困問題解消のために設立された「沖縄子ども未来基金」に200万円を寄付しました。
さらに、安室さんは募金活動のために作られたカードの売上約100万円を2019年に、コラボ切手の売上約200万円を2021年に寄付しました。
経費も全て負担したそうですし、安室さんの強い寄付の精神や、沖縄に対する強い思いが感じられますよね。
安室奈美恵の歴代寄付金額は7000万円以上?
安室奈美恵さんの歴代の寄付金額は、なんと総額で7000万円以上だと言われています。
現役時代から積極的に寄付を行っていたものの、寄付をひけらかさないことを美学としていたという安室さん。
普段は匿名で寄付をしているものの、関係者が情報を漏洩させてしまった時のみ、寄付金額が明らかになったそうです。
発表されている範囲だけでこれだけの額が寄付されているため、実際はもっと大きな額である可能性が高いでしょう。
2021年7月「紺綬褒章」受章
安室さんは引退後、2021年7月に「紺綬褒章(こんじゅほうしょう)」と「賞杯」を授与されたことが官報で報道されました。
「紺綬褒章」は、公益のために 500万円以上の私財を寄付をした個人や団体を褒章する制度のこと。
安室さんには「賞杯」も授与されていますが、「賞杯」が授与されるのは1500万円以上の寄付者に対してのみです。
官報には寄付先や寄付額は載っていないため、安室さんがどこにどんな寄付をしたかは明らかにされていないそう。
しかし「紺綬褒章」と「賞杯」両方を授与されていたことから、少なくとも1500万円以上の寄付をしていたことがわかります。
加藤勝信官房長官は記者会見で、安室さんに対し「公益のため多額の寄付を行った。感謝と敬意を表したい」と述べていました。
安室奈美恵さんの歴代の寄付額は膨大な額ですが、あくまで大々的に公表せず、サラっと行っているのがカッコよすぎます。
安室奈美恵はお金に執着がない?
10代の頃から国民的アーティストとして活躍してきた安室さんですから、その分稼いだ額も膨大な額であるはず。
しかし、安室さんはセレブ生活をしたり豪遊したりする様子もない印象です。
スターでありながらお金に堅実で、困っている人の助けになるように寄付をするなど、まさに芸能人の鏡という感じですよね。
続いて、そんな安室さんがお金に堅実であることが伺えるエピソードをいくつかご紹介します。
安室奈美恵の庶民派エピソードまとめ
「ご飯にのりたまは譲れない」
安室奈美恵さんは以前、雑誌のインタビューで「ごはんにのりたまは譲れない」と語っていました。
「ライブ前にはとんこつラーメンを食べる」と発言していたことも。庶民派な一面に好感が持てますよね。
マルエツで見切り品を購入?
以前、安室さんが渋谷区のスーパー「マルエツ」で買い物をしている様子をスクープされたことがあります。
店内では圧倒的なオーラを放っていたようですが、安室さんはなんと見切り品にも手を伸ばしていたそうです。
お金はしっかりと貯金されているでしょうが、無駄なお金はできるだけ使わない。とても堅実な方ですよね。
まとめ
今回は、安室奈美恵さんの歴代の寄付額についてや、お金に堅実な一面が伺えるエピソードなどについてまとめました。
芸能界で大成功しながらも、積極的に寄付を行い、お金に堅実な一面も持っていた安室さん。
お金に執着がなく、自分の贅沢のためよりも、困っている人のために使いたいという気持ちが大きかったのかもしれません。
アーティストとしてだけでなく、人として「多くの人に貢献したい」という気持ちを持つ、とても素敵な方ですよね。
安室奈美恵のプロフィール
名前:安室奈美恵(あむろなみえ)
生年月日:1977年9月20日
年齢:45歳
血液型:O型
出身地:沖縄県那覇市
身長:158cm
体重:40㎏
スリーサイズ:B75-W58-H84
職業:歌手、ダンサー
事務所:stella 88
1992年9月にスーパーモンキーズのメンバーとして東芝EMIよりメジャーデビュー。
1995年にavex traxよりソロデビューし、2018年9月をもって芸能界を引退した。
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