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安室奈美恵の歴代アルバムの魅力を徹底解説!売上ランキングTOP20も大公開!

1992年に芸能界デビューし、2018年9月に芸能界を引退した安室奈美恵さん。

10代・20代・30代・40代でミリオンを達成するなど、常に第一線を走ってきた安室さんの歴代アルバムの魅力をまとめました。

各アルバムの解説や、アルバムの売上ランキングTOP20もあわせてご紹介します。

目次

安室奈美恵の歴代アルバム一覧

『DANCE TRACKS VOL.1』

安室奈美恵さんの1stアルバムが、1995年10月16日に発売された『DANCE TRACKS VOL.1』

累計売上は186万5450枚で、安室さんの歴代アルバムランキングでは4位の売上を誇ります。

安室奈美恵単独名義のアルバムながら、スーパーモンキーズ時代の楽曲も多数収録しています。

「中途半端に終わったアルバム」

このアルバムには元々新曲を4~5曲入れる予定だったそうですが、安室さんが喉を痛めていたため、新曲は3曲に留まったそう。

新曲は「GO! GO! 〜夢の速さで〜」「GET MY SHIN'」「Super Luck!」の3曲。その他の楽曲は既存の楽曲をリミックスして収録されました。

セールスは好調だったものの、安室さんは後に「すごく中途半端に終わったアルバム」と振り返っています。

現在は廃盤で、安室さんの楽曲がストリーミング配信された際も、こちらのアルバムは未配信でした。

爽快感のあるユーロビート路線

安室さんのブレイクのきっかけとなったハイパーユーロビート路線の楽曲がたっぷりと収録されている、『DANCE TRACKS VOL.1』。

気の良い日に、ドライブをしながら流したくなるような爽快感のあるアルバムです。

個人的には1曲目の「GO!GO!~夢の速さで~」が、このアルバムの全体的な雰囲気をガッツリ表している楽曲という感じで特に好きです。

avex・MAX松浦氏がプロデュース

このアルバム自体は「東芝EMI」からリリースされましたが、プロデュースはすでにエイベックスの松浦勝人氏が手掛けました。

制作陣には、売野雅勇、星野靖彦、小森田実、馬飼野康二、中西圭三と選りすぐりのプロデューサーが名を連ねます。

タイアップ曲も多数収録

アルバムには、NHKアニメ『忍たま乱太郎』EDテーマの「DANCING JUNK」やロッテ『クレープアイス』CMソング「太陽のSEASON」も収録。

安室さん自身も出演していたドラマ「湘南リバプール学院」のテーマ曲「Stop the music」も収録されました。

『SWEET 19 BLUES』

1996年7月22日に発売された『SWEET 19 BLUES』は、安室奈美恵さんの歴代売上ランキング1位のアルバムです。

avexに移籍後初のオリジナルアルバムかつ、小室哲哉さんプロデュース開始後初のアルバムです。

「19歳以上20歳未満の女の子の毎日の生活」がコンセプトで、等身大の歌詞が盛り込まれた楽曲が揃います。

ブラックミュージックを追求

アルバム『SWEET 19 BLUES』では、安室さんの意向を汲み、ルーツ音楽であるブラックミュージックを追求したそう。

当時の日本人の耳にはR&Bは聞き慣れないものだったようですが、『SWEET 19 BLUES』は300万枚を超えるメガヒットとなりました。

ブレイク直後ながらメジャー受けは狙わず、あえて冒険したことで、音楽ファンの心までも掴んだといえるでしょう。

『ORIGINAL TRACKS VOL.1』

「ORIGINAL TRACKS VOL.1」は、1996年9月30日に安室奈美恵 with SUPER MONKEY'S名義でリリースされたベストアルバムです。

当初は「東芝EMI」から発売され、再発盤が2018年5月2日にユニバーサルミュージック合同会社の「USM JAPAN」から発売されました。

SUPER MONKEY'Sのデビュー曲をはじめ、安室さんの東芝EMI時代の全シングル&カップリング曲が完全収録されています。

累計売上枚数は43万2107枚で、安室奈美恵さんの歴代アルバムランキングでは14位を記録。

安室さんの初々しい歌声を聴きたい方はぜひ一度チェックしてほしいアルバムです。

『Concentration 20』

自身最大のヒット曲を収録

1997年7月24日に発売された『Concentration 20』は前作より売り上げを落としつつも、193万419枚の売上を記録しました。

安室さん最大のヒット曲「CAN YOU CELEBRATE?」も収録され、安室さんの歴代売上で3位を誇るアルバムです。

アルバムタイトル「Concentraion 20」は、アルバム発売日のすぐ後に安室さんが20歳になるのにちなんでいるそうです。

小室哲哉氏の音楽性が炸裂

プロデュースを手掛けた小室さんは、「CAN YOU CELEBRATEが入ってるからいいよね」と、他の楽曲はかなり攻めたそう。

小室さんは自身のやりたい音楽を追求しすぎたことに対し、「あの時はごめんね、と謝りたい」と後に語っていました。

『181920』

安室奈美恵さん初のベストアルバム『181920』は、安室さんの産休中である1998年1月28日に発売されました。

累計売上枚数は169万8073枚で200万枚に届かなかったものの、安室さんの歴代アルバム売上5位を記録しています。

あまり売れなかったのはなぜ?

安室さんの大ヒット曲を多数収録しているのにも関わらず、「181920」の売上はやや控えめな印象。

「181920」が発売された当時、安室さんはすでに産休に入っており、プロモーションができなかったことも大きいかもしれません。

小室さんプロデュースの楽曲にリスナーが飽き始めていたことも、理由の1つだったと言われています。

『GENIUS 2000』

活動復帰後第一弾のオリジナルアルバム

2000年1月26日に発売された『GENIUS 2000』は、安室さんの活動復帰後第一弾となるオリジナルアルバムです。

累計売上枚数は80万3287枚で、安室奈美恵さんの歴代アルバムの中では7位の売上を誇っています。

アルバム『GENIUS 2000』を引っ下げたツアーでは、安室さん本人が表現方法やボイトレのスケジュールを調整したそう。

復帰後第一弾のオリジナルアルバムとあって、安室さんご本人の意欲もより高まっていたのかもしれません。

ダラス・オースティンとのタッグ

『GENIUS 2000』は、小室哲哉さんと、TLCの楽曲も手掛けるダラス・オースティンさんによる共同プロデュース作品です。

アルバムのうち半分ずつの楽曲を分担したものの、全体的に小室ファミリー色は薄めのアルバムに。

海外から敏腕プロデューサーを迎え、安室さんの新たな音楽性が垣間見えるアルバムです。

アルバムには、安室奈美恵さんがダラスオースティンと組むきっかけとなった「SOMETHING 'BOUT THE KISS」も収録。

小室ファミリーで歌われていた「YOU ARE THE ONE」も、安室奈美恵さんのソロ曲としてアレンジされています。

『break the rules』

ヒット曲「NEVER END」を収録

2000年12月20日に発売された『break the rules』は、前作同様、小室氏とダラス・オースティンの共同プロデュース作品です。

アルバムには小室さんが沖縄サミットに向けて依頼され、制作したヒット曲「NEVER END」も収録されています。

累計売上枚数は33万5073枚で、安室さんの歴代アルバムの中では16位と売上はやや控えめです。

小室プロデュースのラストアルバム

また『break the rules』は、安室さんにとって、小室プロデュースを離れる前のラストアルバムとなりました。

歌声も沖縄アクターズスクールっぽい発声ではなく、大人な女性の歌い方にガラッと変わった印象。

安室さんが後にセルフプロデュースに移行していく前兆ともいえるかもしれません。

『LOVE ENHANCED single collection』

『LOVE ENHANCED single collection』 は、『181920』以降2枚目となる、安室奈美恵さんのベストアルバムです。

2002年3月13日に発売され、累計30万6315枚の売上を記録。安室さんの歴代アルバムの中で17位の売上となっています。

1998年の「I HAVE NEVER SEEN」から2002年の「I Will」までの4年間に発売されたシングルが収録されています。

ボーカルを再録&新たなアレンジも満載

2002年は安室さんの低迷期とも言われていた時期で、前回のベストアルバムより売り上げは大幅にダウンしました。

しかし、12曲中11曲に「new mix」「new vocal」「new arrangement」のどれかを施すという気合いの入りようです。

「new mix」ではシングルの雰囲気を残しつつも、「new arrangement」では別の楽曲かのような変化が感じられて新鮮です。

「new vocal」では、ライブを通して歌い方を見直した結果、歌い直しを行い、より良い仕上がりにしたそう。

「new arrangement」が施された「I HAVE NEVER SEEN」は、大人っぽさがより増していて個人的に大好きです。

小室哲哉さんのハモりがカットされたことに関しては、物足りない、あるいは聴きやすくなったなど、賛否が分かれました。

TLC・チリとのデュエット曲を収録予定だった

発売される当初は、新曲として、TLCのメンバー・チリと英語詞で歌唱した「Put ‘Em Up」を収録する予定だったそう。

しかし結局収録はされず、後に安室奈美恵さんが日本語詞で1人で歌唱したものがシングルとして発売されました。

TLCのチリさんとはもともと親交があったという安室さん。お2人のデュエット曲もぜひ聴いてみたかったです。

「WHEN POP HITS THE FAN」

2003年2月26日には、「SUITE CHIC」名義でアルバム「WHEN POP HITS THE FAN」をリリースした安室奈美恵さん。

「SUITE CHIC」は安室さんがボーカルを務め、新たな音楽性を追求したスペシャルプロジェクトです。

AIさんやVERBALさん、ZEEBRAさん、今井了介さん、今井大介さんなど日本を代表するR&B、HIPHOPアーティストが集結しました。

自身の音楽性を追求

「SUITE CHIC」の活動を通してやりたい音楽性を再認識できたと語っていた、安室さん。

「安室奈美恵」名義ではなかったことも、自分のやりたい音楽を追求できた理由の1つだったのかもしれません。

アルバム曲を聴いていると、ミリオンセラーを連発してきたスターの肩書きをいったん置いておき、一から活動を始めるかのような気概を感じました。

『STYLE』

2003年12月10日には、セルフプロデュース第一弾となるオリジナルアルバム『STYLE』を発売した安室奈美恵さん。

このアルバムは、累計売上枚数22万2905枚で、「安室奈美恵史上、一番売れなかったアルバム」だと言われました。

安室奈美恵さんの歴代アルバム売上の中で、ランキングは19位となっています。

HIPHOP、R&B路線へ

『STYLE』は、小室哲哉プロデュースを離れ「SUITE CHIC」の活動を経た安室さんの新たな音楽性が前面に出ているアルバムです。

「SUITE CHIC」でタッグを組んだZEEBRAさんとの楽曲「Indy Lady feat. ZEEBRA」やVERBALさんとの楽曲「Fish」も収録されています。

HIP HOP、R&B色がぐっと強くなり、セールスは振るわなかったものの、音楽ファンを唸らせるアルバムとなりました。

スタイリッシュなジャケット写真からも、新たな挑戦に対する安室さんの自信のようなものが垣間見えます。

「Namie's Style」という攻めたタイトルを1曲目に置き、「みんな待ってた?」というフレーズで始まるこちらのアルバム。

「こんな感じはどう?」という強気な歌詞からは、SUITE CHIC時代の音楽性をがっつりソロに持って帰ってきたというワクワク感も感じられます。

『Queen of Hip-Pop』

2005年7月13日発売の『Queen of Hip-Pop』は、累計売上枚数45万5428枚で、安室奈美恵さんの歴代アルバムランキングでは12位。

前作より売上を伸ばし、自身の音楽性を突き進みながらもトレンドも取り入れる、バランスの良さを感じられる1枚です。

アルバムにも収録されている「GIRL TALK」は、安室さんの中でも久々のヒット曲となりました。

セルフプロデュース第二弾にして徐々にヒット曲も出てきて、安室さんも前向きな空気感を感じていたかもしれません。

まさに「Queen=女王」ともいえるようなオラオラなジャケット写真は、そんな安室さんの手ごたえを表しているかのようです。

このアルバムから、プロデューサーとしてNao'ymtさんが参戦しています。

遊び心のあるポップなアルバム

Queen of Hip-Pop」は、「Hip-Hop」を「Hip-Pop」と書き換えてしまうなど、アルバムタイトルからして遊び心が満載です。

アルバムの歌詞カードが新聞のような仕様になっていたり、人気キャラクター・ピンクパンサーとコラボしていたり。

ブラックミュージック色全開だった前作に比べ、ヒップホップに寄り過ぎない、ポップな楽曲も増えてきています。

「踊れるダンスチューン」「夏にぴったりのアルバム」というコンセプトのアルバムで、ドライブ中に流したくなるようなアルバムです。

「可愛いのも必要かな」

また、このアルバム発売時期頃から、安室ちゃんといえば「可愛い!」というイメージも定着してきました。

小室プロデュース時代は「かっこいい」に全振りしてきたという安室さんですが、この頃から「可愛いのも必要かな」と思い始めたそうです。

アルバム収録曲「WoWa」でも、ポンポンを持った可愛いチアリーダーの衣装を披露していました。

『PLAY』

7年ぶりにオリコンチャート1位に

2007年6月27日に発売されたアルバム『PLAY』は、累計売上枚数54万2725枚を記録。安室さんの歴代アルバム9位です。

前作で売り上げを伸ばし、今作ではついにオリコンチャート1位を獲得しました。

オリコンチャート1位獲得は、小室プロデュースを離れて以降、7年ぶりとなりました。

これだ!と思ったらすぐに要領を掴んでしまう、安室さんらしいスピード感がここでも出ている気がしますね。

1曲目の「HIDE&SEEK」のイメージにもぴったりなジャケット写真は、女王様スタイルでかなり攻めています。

攻めたコンセプトながら、大ヒット「Baby Don’t Cry」もしっかり収録された、有能なアルバムです。

「理想に近づけたアルバム」

安室奈美恵さん自身、『PLAY』は「自分の想像や理想に近づけたアルバム」だと語っています。

胸を張って「この一枚です」と言えるものに仕上げるため、楽曲選びにはとことんこだわったそう。

ギリギリまで選曲を行い、スタッフさんから「今週レコーディングしないと発売できません」と言われるほどだったそうです。

「最後の一曲がなかなか決まらなかったけど一曲も妥協したくなかった」と振り返る安室さん。

だからこそ捨て曲なしの神アルバム!といえるファンにとっても最高にうれしいアルバムになったのでしょう。

回限定盤のDVDには、このアルバム限定収録となっている「HIDE&SEEK」と「Hello」のMVも見ることができます。

『BEST FICTION』

「再ブレイク」を象徴するアルバム

2008年7月30日に発売された『BEST FICTION』は、累計売上枚数155万4654枚という、驚異的なセールスを記録。

前作でオリコンチャート1位を記録し、今作ではミリオンセラーを記録。安室奈美恵の「再ブレイク」が確固たるものとなりました。

2008年の年間アルバムランキングでは2位、安室奈美恵さんの歴代アルバムでは6位の売上となっています。

収録楽曲全曲のMVを収録

安室さんが「再ブレイク」とも言われるきっかけになったアルバムながら、低迷期のシングルも多数収録されている、『BEST FICTION』。

ルバムには収録楽曲全曲のMVが収録され、安室奈美恵さんのセルフプロデュース楽曲を余すところなく堪能できます。

売れない時代のシングル楽曲が多くのファンにリーチすることになり、安室さんも念願叶ったというところでしょうか。

『PAST<FUTURE』

2009年12月16日発売の『PAST<FUTURE』では累計売上枚数57万5763枚で、安室さんの歴代アルバムでは8位

前作のジャケットをびりびりに破く写真をジャケットに選び、新たにテクノ・エレクトロ系の楽曲も収録されています。

前作「BEST FICTION」で圧倒的なヒットを出しつつも、守りに入らないのが安室奈美恵スタイルですよね。

ゴージャス感のあるMVも見どころ

アルバムの冒頭曲にもなっている「FAST CAR」のMVでは、お姫様のような衣装と振付を披露した安室さん。

前作までのHIPHOP路線とは打って変わったゴージャス感が感じられるMVも、このアルバムの見どころです。

フルアニメーションMVも収録

アニメーション仕様のPV「Dr.」では「世界平和」という壮大なテーマを表現。

同じくフルアニメーション仕様の「Defend Love」ではアムロ・レイと共演するなど、新たな試みが散りばめられています。

『Checkmate!』

2011年4月27日発売の『Checkmate!』は、累計売上枚数49万1967枚で、安室さんの歴代アルバム売上では11位

2003年から2011年まで、安室奈美恵さんがゲスト参加したコラボ楽曲を集めたベスト・コラボレーションアルバムです。

「共演者の魅力を極限まで引き上げる天才」

AIさん、土屋アンナさん、、川畑要(CHEMISTRY)さん、山下智久さんなど、豪華なアーティストが集結。

AFTERSCHOOLとのコラボ楽曲「make it happen」は、『MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2012』の「最優秀コラボレーションビデオ賞」を受賞しました。

アルバムの最後にはVERBAL(m-flo)さんとコラボし、アレンジを加えた「WANT ME, WANT ME」をシークレットトラックとして収録。

「共演者の魅力を極限まで引き上げる天才」とも評価された安室さんの、新たな魅力が詰まったアルバムです

『Uncontrolled』

アジア主要国5カ国で1位に

室奈美恵さんのデビュー20周年である2012年の6月27日に発売されたのが、10作目のアルバム『Uncontrolled』。

累計売上枚数は54万2296枚で、安室奈美恵さんの歴代アルバムランキングでは10位となっています。

オリコンチャートでは日本のみならず台湾、香港、韓国、シンガポールでも初登場1位を獲得。

前作『PAST < FUTURE』以来2作連続1位となり、日本人女性アーティストとしては史上初の快挙を達成しました。

アルバムには、大ヒットバラード曲「Love Story」や、人気アニメ「ワンピース」の主題歌「Fight Together」なども収録。

「コカ・コーラ ゼロ」のCMソング「Break It」やコーセーのエスプリークのCMタイアップ「NAKED」なども収録されています。

今作にはMVを収録したBlu-ray版も発売されており、安室奈美恵さんの圧倒的なビジュアルやダンスパフォーマンスを堪能できます

『FEEL』

EDMサウンドを新たに導入

2013年7月10日に発売された『FEEL』は、安室さんが新レーベル「Dimension Point」に移籍後初のアルバムです

『めざましテレビ』のテーマソング「Can You Feel This Love」や、ドラマ『空飛ぶ広報室』の主題歌「Contrail」も収録。

累計売上枚数は39万4492枚で、安室奈美恵さんの歴代アルバムランキングでは15位となっています。

Zeddが手掛ける「Heaven」などEDMを取り入れた楽曲も収録され、安室さんの新たな音楽性が垣間見えるアルバムです。

ジャケット写真に込められた意味とは

ャケットには、アルバムタイトル『FEEL』にも込めた「心で感じて欲しい」という思いが込められているそう

そのため、目を塞ぎ、口を塞ぎ、耳を塞いだ写真が使用されているそうです。

レーベル移籍後第一弾のアルバムとのことで、音楽性もビジュアル面も心機一転、新たな空気感が感じられます。

『Ballada』

人気投票上位15曲を収録

室奈美恵さん史上初のバラード・ベストアルバムとなったのが、2014年6月4日に発売された『Ballada』です。

2014年までに発表されたバラード全38曲を対象に、公式サイトとレコチョクで人気投票を行うという新たな試みを行いました。

投票で選ばれた上位15曲の中でも、「SWEET 19 BLUES」や「CAN YOU CELEBRATE?」は再レコーディングされています。

MVも撮り直し&新たに制作

さらに「SWEET 19 BLUES」と「CAN YOU CELEBRATE?」は、MVも撮り直されることに。

「19歳の安室奈美恵が、現在の彼女に会いに来る」という斬新なコンセプトのMVで、安室さんの大人の魅力が満載のMVとなっています。

さらに、MVが存在しなかった「HimAWArI」「Four Seasons」のMVも新たに制作。ファンの間でも人気の楽曲が映像化されました。

チャート成績は累計売上枚数44万4165枚で、安室奈美恵さんのアルバムの中では13位を記録しました

さらに、週間アルバムランキングでは2週連続1位に。安室さんファン以外のリスナーにも届いたバラードベストだと言えるでしょう。

『_genic』

室奈美恵さんの引退前のラスト・オリジナルアルバムとなったのが、2015年6月10日にリリースされた『_genic』です。

累計売上枚数は25万4865枚で、安室奈美恵さんの歴代アルバムランキングでは18位となっています。

全収録曲が未発表の新曲

『_genic』は「リバイバル」をキーワードに制作され、収録曲13曲全てが未発表の新曲で構成されています。

曲が新曲かつノンタイアップの楽曲で構成されたアルバムで、これは安室さん史上でも初の試みとなりました。

それにも関わらずオリコンランキング1位を獲得し、現在も安室さんファンの間でも高い人気を誇るアルバムの1つとなっています。

トレンドのEDMサウンドを日本で実現

世界中でEDMの人気が高まる中、日本では安室奈美恵がそれに応えた、という空気感を打ち出した、『_genic』。

海外プロデューサー・David Guettaとのコラボレーション楽曲「What I Did For Love」は、安室さん本人も大のお気に入りだそう。

このコラボはDavid Guetta側から安室さんにオファーが送られ、実現したそうです。

録楽曲全13曲のうち11曲が全編英語詞で、アルバムには全編日本語詞の別冊ライナーノーツが付属されています。

『Finally』

安室奈美恵さん初のオールタイム・ベストアルバムが、2017年11月8日に発売された『Finally』です

安室奈美恵名義の楽曲だけでなくSUPER MONKEY'S時代の楽曲も含む、新曲6曲を加えた全52曲が収録されました。

新曲「How do you feel now?」は、2001年以来、16年ぶりに小室哲哉さんが作詞作曲を手掛けています。

52曲中39曲が再録

『Finally』では、2014年までに発売されたシングルの39曲がアルバムために再度レコーディングされています。

SUPER MONKEY'Sの1stシングル「ミスターU.S.A.」も再録されたことに、感動したファンも多いかもしれません。

驚異的なチャート成績を記録

『Finally』は最高順位1位で登場回数はなんと140週、累計売上枚数246万0138枚という、驚異的なセールスを記録。

発売2ヶ月でダブルミリオンを突破し、安室さんの歴代アルバムランキングで『SWEET 19 BLUES』に次ぐ2位を記録しました。

また、発売初日にして2017年度ソロアーティストのアルバム最高売上を記録し、発売1周目でミリオンを突破。

さらに、歴代ソロアーティストで唯一達成となる「10代、20代、30代、40代」の4年代連続ミリオンセラーを達成という記録を打ち立てました。

デビュー以来数々の賞を受賞し、様々な伝説を残してきた安室さんですが、引退前にまた新たな伝説を生み出したことになりますね。

まとめ

今回は、安室奈美恵さんの歴代アルバムについて詳しくまとめました。

一時的な低迷期などは経験しつつも、常に新たな挑戦を重ね、音楽界の注目を集め続けてきた安室さん。

どのアルバムもその時々の本気を出しました!というオーラ満載で、今改めて聴いてもクオリティの高いものばかりですよね。

現在、安室さんのストリーミング配信は終了していますが、彼女の楽曲を改めて聴きたい方は、ぜひCDもチェックしてみてください。

安室奈美恵のプロフィール

名前:安室奈美恵(あむろなみえ)
生年月日:1977年9月20日
年齢:45歳
血液型:O型
出身地:沖縄県那覇市
身長:158cm
体重:40㎏
スリーサイズ:B75-W58-H84
職業:歌手、ダンサー
事務所:stella 88

1992年9月にスーパーモンキーズのメンバーとして東芝EMIよりメジャーデビュー。

1995年にavex traxよりソロデビューし、2018年9月をもって芸能界を引退した。

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